年齢に関係なく、褒めてもらうって嬉しいことだと思っています。
本日、私もひと褒めいただきました。
自分が頑張ったことでお褒めの言葉をいただいたので、喜びもひとしおでした。
毎週のチェロレッスンでも、生徒さんのおけいこの成果を見逃さずに良いところをお伝えすることを大切にしています。
ご家庭でのおけいこではつい、できていない所ばかりが気になりがちですが、小さなひと褒めが嬉しい連鎖を生むことがあります。
ただし、無理やり良い所を考え出したり「毎日ひと褒め」などと決める必要はないと思います。
滅多に褒めてくれることのない人がたまに褒めてくださる喜びも、良いものです。
毎日続けるおけいこにおいて大切なことは「明日へ繋がっているかどうか」。
これは音大時代の師匠にいただいた言葉で、自分のおけいこを見つめ直すきっかけとなりました。
一日に何時間もおけいこしたとしても、良かった所をたくさん褒めていただいたとしても、長時間を費やしたこと、褒められたことだけに満足して終わるようでは翌日はまた同じ繰り返しです。
勿論、能力が育つ為には適切なおけいこの反復が必要ということが前提にありますが、本当に大切なことはおけいこにかける時間ではなく、
いかに「より良き訓練」を繰り返すことができるか、そしておけいこした内容が明日のより良いおけいこに繋がること、と考えています。