親先生(スズキ・メソードでチェロを習い始めた時に師事した先生)のチェロ発表会にお邪魔してきました♪
お伺いするのがあまりに楽しみすぎて予定より1時間も早く会場に到着してしまい、さあお昼ご飯を食べましょう…と思いきや、なんと、私が到着したのは駅を挟んで完全に反対側の別のホールでした!
しかし(かなり)早めに到着していたお陰で先生とお約束していた時間ぴったりに本当の会場に到着しました。
私の任務はソロや合奏で演奏する生徒さん達のチェロの調弦、調弦、調弦…
舞台袖から緊張の面持ちで舞台へあがる生徒さんのご様子や演奏される姿、音色を間近で感じていると、
その生徒さんがこれまでのおけいこやレッスンで積み重ねてきたことや、先生が生徒さん一人一人にどんなに想いを込めてご指導されているかが想像されます。
先生のクラスでは、第一部では子どもの生徒さん、第二部では大人の生徒さんが演奏されます。
そして、なんと!
第二部が始まる直前に、急遽大人の生徒さんのアンサンブルにご一緒させていただくことになりました。
親先生の指揮で、故郷であるチェロクラスの皆様と
演奏させて頂けるなんて…
指導者としてお手伝いさせていただけることも感慨深いですが、この出来事もまた格別の喜びでした。
一緒に演奏させて頂いたチェロアンサンブルの音色、
そして先生が発表会のプログラムの最後に演奏されるチェロの音色が、発表会が終わった今も心に響いています。
発表会の帰り道に考えていたこと…
私にとってスズキ・メソードの「親先生」は自分がいくつになったとしてもチェロの道における「親」であり、先生のクラスを旅立った後も、発表会や合宿にお邪魔させて頂く度に故郷に帰ってきた気持ちになります。
子どもは親元を旅立ち、新しい我が家を作ります。
今の私にとって、大切な我が家は…
音楽に満ちた幸せな体験をした日に真っ先に思い浮かぶのは、いつも名越クラスの生徒さんのお顔です。