オレンジリボン・クリスマス音楽祭に出演させていただきました!
第一回目は11月27日(日)に狛江のエプタザール、
第二回目の12月4日(日)は、飯島藤十郎社主記念LLCホールにて演奏させていただきました。
今回は写真を交えて、第二回目の演奏会風景をお届けしたいと思います♪
リハーサルの様子
「オレンジリボン」に込められたメッセージをご存知ですか?
「ピンクリボン」は乳がんの早期発見、早期診断、早期治療の大切さを伝えるシンボル、
「レッドリボン」はエイズに苦しむ人々への理解と支援の意志をあらわすシンボル、というように、リボンの色ごとにメッセージが込められていることをご存知の方も多いと思います。
「オレンジリボン」は子ども虐待防止運動のシンボルです。
オレンジリボン・クリスマス音楽祭は児童虐待防止を考え、児童養護施設で暮らす子どもたちへクリスマスプレゼントを贈る、という目的のもと開催されました。
私はフルートカルテットのメンバーとして、スズキ・メソードの先輩指導者である荒木千香子先生にこの度のご縁をいただきました。
「フルートアンサンブルで社会貢献」の皆様と演奏会をご一緒させていただいたのですが、フルートアンサンブルの皆様の演奏曲にチャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」があるのを見つけた時はびっくりしました!
弦楽合奏の為に書かれた曲を全楽章フルートで!
管楽器の特性が出る表現方法など、とても興味深く感じました。
終演後にフルートアンサンブルのメンバーの方からお声をかけていただき、その方はなんと以前中野教室で習っていらっしゃったとのこと!
音楽を通じての思いがけないご縁ですね。
私は、子どもとの関わりは大人同士のそれと変わらないと考えています。
お互いを受け入れ尊重し合い、心を育てるところから始まる・・・
ゆっくりと時間をかけて培う、人と人との関係づくりです。
人が人を傷つける、そんなことがこの世から少しでもなくなっていきますように。
音楽祭では願いを込めて、モーツァルトのフルート四重奏曲第一番を演奏しました。
モーツァルトの音楽は、人間の心の可笑しさ面白さ、憐れみや慈しみ…一辺倒ではない鮮やかな表情を感じさせるからこそ、現代を生きる私たちの心に生き生きと響くのでしょう。
貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
子どもたちの幸せを願い実際に行動する方々が集った、あたたかいコンサートでした。