冬はカラッとした気候が気持ち良く感じますが、
楽器の管理には要注意です。
特にこの時期に気になるのは、レッスンにいらっしゃる生徒さんの「弓の毛張りすぎ問題」。
弓だけでなくチェロという楽器全体にも言えることですが、楽器のコンディションは湿度や気温によってかなり変化します。
乾燥しがちな冬、弓のスティック(木の部分)は縮んで反っていきます。
上の写真は、弓をケースにしまっておく時の毛の緩め具合の目安です。
毛が少したわんでいますね。
さあ、練習するぞとケースからチェロを出す時、弓をチェックしてみてください。
毛が少したわんでいますね。
さあ、練習するぞとケースからチェロを出す時、弓をチェックしてみてください。
ケースから出した弓の毛が上の写真のように既にピンと張っている状態になっていたら要注意!
乾燥で弓のスティックが縮み、毛が張りっぱなしの状態になっていることが考えられます。
こんな時は、それ以上弓の毛を張りすぎないようにして、練習が終わったらいつもよりも多めに緩めておくと良いでしょう。
(緩めすぎると今度は弓の毛が外れてしまうので注意しましょう)
乾燥で弓のスティックが縮み、毛が張りっぱなしの状態になっていることが考えられます。
こんな時は、それ以上弓の毛を張りすぎないようにして、練習が終わったらいつもよりも多めに緩めておくと良いでしょう。
(緩めすぎると今度は弓の毛が外れてしまうので注意しましょう)
弓の毛を張りすぎたり、乾燥でスティックが縮んだ弓を緩めずに放置してしまうと、最悪の場合弓自体が折れてしまうことがあります。
一度折れてしまった弓は、人間の骨のようには治りません。
例え修復することができたとしても、それまでと同じようにチェロを演奏することが難しくなってしまいます。
弓の毛はしっかりと張っておいた方が弾きやすい気がするからとかなり強めに弓の毛を張っている方が多くいらっしゃいますが、あまりに張りすぎると弓の寿命を縮めてしまうこともあります。
チェロを練習する時の目安としては、弓の毛は軽く弦に当ててみて弾力を感じられる程度、もしくはスティックと毛の間にスティックと同じくらいの幅の隙間ができる位が良いです。(季節や楽器のコンディションによって、微調整が必要です)
一度折れてしまった弓は、人間の骨のようには治りません。
例え修復することができたとしても、それまでと同じようにチェロを演奏することが難しくなってしまいます。
弓の毛はしっかりと張っておいた方が弾きやすい気がするからとかなり強めに弓の毛を張っている方が多くいらっしゃいますが、あまりに張りすぎると弓の寿命を縮めてしまうこともあります。
チェロを練習する時の目安としては、弓の毛は軽く弦に当ててみて弾力を感じられる程度、もしくはスティックと毛の間にスティックと同じくらいの幅の隙間ができる位が良いです。(季節や楽器のコンディションによって、微調整が必要です)
写真の上の弓が毛を緩めた状態、
下の弓が毛を張った状態の目安です。
弓の毛を張った状態でも、スティックがなだらかな曲線を描いていることが大切です。
冬は人間も肌荒れ、かさつき、水分不足などいろいろと気になる季節…
楽器も毎日様子を見てあげてくださいね♪
下の弓が毛を張った状態の目安です。
弓の毛を張った状態でも、スティックがなだらかな曲線を描いていることが大切です。
冬は人間も肌荒れ、かさつき、水分不足などいろいろと気になる季節…
楽器も毎日様子を見てあげてくださいね♪