今日はかつしかシンフォニーヒルズのモーツァルトホールでオーケストラの本番でした。
ホールの正面入り口にはもちろんこの方が…
ホールの正面入り口にはもちろんこの方が…
そう、モーツァルトです!
W.A.モーツァルトがチェロの為に作曲してくれた曲はとても少なく、チェロ協奏曲の自筆譜は残念な事に紛失しています。
しかし、スズキのチェロ教本の中にも一曲だけモーツァルト作曲の曲があります。
それはこの記事のタイトルにもなっている「5月の歌」で、2巻に収録されています。
原題は Sehnsucht nach dem Frühling と記されており和訳すると「春への憧れ」となりますが、スズキ・メソードでは「5月の歌」という曲名で親しまれています。
日本の小学校では音楽の教科書に「5月の歌」という曲名で掲載されており、日本語の歌詞で(訳詞:青柳善吾)子どもたちに歌われ親しまれていたからでしょう。
日本語の歌詞は原語の歌詞(クリスチャン・オーヴァベックの童詩集より)とは少し違った意味合いになっているので、その違いを探してみるのも面白いです。
この曲のポイントは、8分の6拍子であるということです。
タンポポの綿毛が風になって高く、また高く空へのぼっていくような、軽やかな拍子です。
ドイツ語が分からなくとも、また、歌ではなく楽器で演奏しても、この曲の題名を知っていれば春を待ち望んでいるようなうきうきとした気持ちが伝わってくる曲であることが伝わってくるような拍子ですね。
教本にも、曲の冒頭に Con moto = 動きをつけて演奏する、という指示が記されています。
スキップするような…とか、生徒さんとレッスンで例え話をしますが、リズム感を実感するにはやはり実際の音楽を聴くことが一番の近道!
教本で初めて登場する8分の6拍子のリズムが難しい…という生徒さんには、まず原曲を聴いてもらいます。
今は曲名で調べればたいていの曲は動画サイトなどで気軽に聴くことができますから、本当に便利になりましたね。
「この曲なーんだ?」と一緒に曲を聴いてみると、教本のお手本CDを日頃からよく聴いている方は「5月の歌だ!」とすぐに分かります。
そして、元々が声によって演奏する曲ですからイメージも伝わりやすくなるのか、すぐにリズムをつかめるようになります。
是非、色々な演奏家による演奏を聴いてみてください。
ここでは、ポーランド出身の声楽家であるエリザベス・シュワルツコフによる演奏をご紹介いたします。
スキップするような…とか、生徒さんとレッスンで例え話をしますが、リズム感を実感するにはやはり実際の音楽を聴くことが一番の近道!
教本で初めて登場する8分の6拍子のリズムが難しい…という生徒さんには、まず原曲を聴いてもらいます。
今は曲名で調べればたいていの曲は動画サイトなどで気軽に聴くことができますから、本当に便利になりましたね。
「この曲なーんだ?」と一緒に曲を聴いてみると、教本のお手本CDを日頃からよく聴いている方は「5月の歌だ!」とすぐに分かります。
そして、元々が声によって演奏する曲ですからイメージも伝わりやすくなるのか、すぐにリズムをつかめるようになります。
是非、色々な演奏家による演奏を聴いてみてください。
ここでは、ポーランド出身の声楽家であるエリザベス・シュワルツコフによる演奏をご紹介いたします。
実際にチェロで演奏する時はどのように演奏すると良い音色になるのか、それはレッスンでのお楽しみです♪