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チェロのおけいこ、左手は見る?見ない?

チェロを弾く時、右手は弓を持っていて弦を擦ることにより音を出します。

左手は、基本的にはこのようにかまえて音程を変えることによってメロディーを作り出します。


チェロを初めて弾く方は、左手の指と指の間が意外と広いことにまず驚くことも!
指と指の間は半音分※ 開いているので、上の写真で押さえている音はミ→ファ→ファ♯→ソとなります。
※ 例:ド⇄ド♯やミ⇄ファなど。ピアノの鍵盤で言うと、ある鍵盤のすぐ隣りの鍵盤が半音高い or 低い音を出します


まずはこの半音分のスペースをしっかりと確保して弦を押さえることが目標です♪

私は生徒さんによく「左手を見過ぎないようにね」と言いますし、お子さんの生徒さんの場合保護者の方にもご家庭で実践していただけるよう、同じようにご説明します。
でも、あれれ?
先生はお稽古する時に左手を見てるじゃない!
…という声が聞こえてきそうですね。

実は、左手を見ることが音程づくりに役立つ場合もあります。
詳しくはレッスンにて…♪


左手を見ると言っても、これは極端ですよ〜!
身体がまっすぐではなくなってしまっていますね。
姿勢が変わってしまうと、音程を作るどころではありません。

正しい姿勢で耳も目も上手に使って、一緒に素敵な音を目指しましょう♪