早いものでもう6月も後半です!
名越チェロクラスでは9月にソロコンサートを控えているので、7月の最初のレッスンでは皆の演奏曲を決定したいところです。
今習っている曲にコツコツ取り組んで発表する生徒さんも、
目標だった曲に挑戦する生徒さんも、
皆が一年間の頑張りを舞台で表現することができるよう全力で応援します。
発表会の曲、何にする?と参加する生徒さんに聞きこみをすると、
おおっ!?大挑戦!という曲を挙げる生徒さんもいれば
「今弾いてる曲の次の曲も気になるけど、弾いてみなきゃ分からないなぁ〜」という生徒さんも。
皆さんそれぞれに発表会に向けて気持ちが盛り上がっている様子です♪
名越クラスの発表会は2016年に1回目を開催し、今年で8回目と9回目を一挙に開催します。(9回目はチェロのみのコンサート)
それには様々な事情があるのですが、実は2024年は名越クラス10周年の記念の年!
10周年に10回目を開催したいという思いもありました。
春もそうですが、秋は学校行事も充実した月が続くので、どの月に開催したとしても学校や学年によってどうしても参加できない生徒さんはいらっしゃいます。
今年は、9月は難しいけれど11月は参加できるかも・・・或いはその逆も、ともう一つのチャンスを作ることができたという点でも良かったです。
話は発表会の選曲に戻りますが、あまりにも取り組むべき課題や弾くべき曲を何曲もすっ飛ばしていない限り、私は生徒さんが弾きたいと仰った曲をお聞きして止めたりすることはありません。
敢えて伝えたいことを挙げるとするならば、新しくお稽古する曲に目標を定めて努力することもモチベーションを上げたり一つの目標を達成する経験をする、という意味で大切です。
一方で、発表会ということを考えた時、今までにお稽古を重ねてきて技術的には「弾けている」曲を時間をかけてさらに立派に仕上げることも大変意義のあることだと考えています。
目の前にお客様がいらして、そして互いに育ち合う仲間がいる発表会のステージは一人一人の生徒さんやご家族にとって特別な空間です。
ステージには自分とピアノの先生だけ。
聞いただけでドキドキしてしまいそうですが、実際のところどうなのかは、やっぱり「弾いてみなくちゃ分からない」のです。