この頃始まった症状
・お腹がわずかにピクピク動く(胎動の始まり)
最初は気にしすぎて腸の動きか何かを胎動と勘違いしているのかな?と疑っていましたが、次第にリラックスしている時だけでなくレッスン中にも胎動が感じられるようになってきました。
2月にはスズキ・メソードチェロ科の生徒さんが出演させていただいたチェロ・コングレスのお仕事があり、サントリーホールで大学時代の恩師と再開し妊娠のご報告ができました。

保健師さんとの面談へ
不安な気持ち、心配なことを色々と相談できました
この頃始まった症状
・お臍の周辺を触るとヒリヒリ痛い
・お腹を手で触った時、手の平で胎動が感じられるようになってきた
この頃、
・かなり混んでいる電車がメインの移動手段であること
・腰痛が酷かったこと
・とにかくお腹の子どもに影響があったらという心配があったこと
という理由から、割と早い段階で自分のチェロを持って移動することは止めて子ども用の分数楽器を使ってレッスンをしていました。
演奏がメインの仕事だったらこのようには仕事を続けられなかったでしょうし、「出産ギリギリまでチェロを背負って仕事をしていた」というスズキの先輩先生もいらっしゃったのでレッスンに自分のチェロを持っていけないことに負い目を感じることはありましたが、ある日食事に誘ってくださった先生(ピアニスト)の「人は人だし、教えている地域や環境が違うんだから無理にチェロを背負って身体に負担をかけない方が良い」という一言に救われ、身体を第一にレッスンを続けることができました。
そして妊婦健診で子どもの性別も判明!
生徒さんに「男の子女の子どっちですか?」と聞かれることも増え「どっちだと思う?」と尋ねると「男の子!」「女の子!」とそれぞれに予想してくださったのですが、男の子という予想が少し多かったかな・・・?
お腹もどんどん大きくなってきて、チェロを弾くと裏板がお腹に当たるようになったり、冬物の上着の前が閉まらなくなってきました!

少しずつ、お腹も大きくなってきました

2025年4月6日(日)、いよいよチェロ大会当日です!
スズキの先生は力仕事が多め!特にチェロ科は生徒さんが座る椅子運び・椅子並べも重要なお仕事です。
今回、私は椅子運びや生徒さんの誘導など常に動いているようなお仕事には何も役に立てないため、今回は大ホール舞台袖の進行本部席に常駐でコンサートのタイムスケジュールを管理するという責任あるお役をいただきました。

ここが私の持ち場です
PHSと携帯電話を首からぶら下げ、大きくなってきたお腹に当たらないように気をつけながら「とにかく座っていてね!」と気遣ってくださる先生方に「はーい」とお返事していましたが甘かった・・・!
無事に進行しなければという緊張の為か、椅子に座るとお尻付近に激痛が走るようになってしまったのです。
仕方なく立って作業をしていると「なんで立ってるんですか?お願いだから座って!!」と側を通りかかる先生方から叱られるので(笑)大人しく椅子に腰掛けるのですが、MCの方や舞台担当のスタッフさんに頻繁に指示を出さなければいけないので立ちあがる度に激痛の繰り返し。
そもそも演奏会やイベントを主催する側が座って過ごすのは自分が演奏者でない限り気分的にも仕事の内容を考えても無理な話。
そんなわけでお腹の子には心の中で「ごめんね〜お母さん頑張るね」と念じて、午前中から17時の終演までほぼ立ちっぱなし、昼食のお弁当もお行儀悪く立ったままいただきました。
お陰様でコンサートは大きな事故もなく無事に終演しました!
実はコンサート当日よりも一番大変で神経を使ったのは名簿管理などの事務的なお仕事で、数ヶ月に渡っての夜中までPCやスマートフォンと睨めっこの毎日がひと段落してホッとしました。
大ホールでの受付や当日チケット販売をご担当くださったピアノ科の先生方とスズキ・メソード事務局の皆様、
弦楽での演奏だけでなく舞台のセッティングにも携わってくださったヴァイオリンの先生方、
ゲストの先生方の案内をご担当くださったヴァイオリン科の先生方、
リハーサルから本番までご指導くださった先生方、
舞台をセッティンクしてくださった先生方、
200名を超える生徒さんを事故なく安全に誘導してくださった先生方、
ゲストの先生方、
文京シビックホールスタッフの皆様、
そしてお越しくださったお客様皆様、
本当にありがとうございました。

次回は妊娠後期(8ヶ月〜出産)についてです。