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音楽教室の選び方 お子様編③

前回、前々回からの記事の続きです。

 

音楽教室の選び方 お子様編①

 

音楽教室の選び方 お子様編②

さて、今回は
  • 個人レッスンか、グループレッスンか
  • 音楽の本質的なところを教えてもらえるか

についてご紹介いたします。

 

個人レッスンか、グループレッスンか
お子様のレッスンを考える場合、
個人レッスン+グループレッスンを両方実施している音楽教室を
おすすめします。
個人レッスンは先生との一対一の場であり、ご自宅でどのようにおけいこするかを生徒さんと保護者の方にお伝えし進んでいきます。
先生が一人の生徒さんに集中してその生徒さんに合った指導ができる個人レッスンでは、楽器を演奏するのに必要な基礎や練習法をお伝えします。
しかし、個人レッスンだけでは他の人と音色を作り上げる「アンサンブル」の能力を育てる事は容易ではありません。
名越クラスでは、個人レッスンで生徒さんの演奏に合わせて私がピアノパートを弾き、ささやかなアンサンブルをしたりもします。
お子様のチェロと私のチェロの音色が響き合うことを毎週楽しみにしてくださる保護者の方もいらっしゃいます。
どんなに初歩の生徒さんでも、はじめに習う「キラキラ星変奏曲」をピアノや、ヴァイオリンや、フルート、そしてチェロと一緒に演奏すればそれは立派なアンサンブル能力を育てる第一歩です。
実は・・お子様のレッスンにおいて、先生とのアンサンブルでは叶わないことが一つあるのです。
それは、クラスの仲間と一緒に演奏するかけがえのない経験!
生徒さんは歳の近い仲間とチェロを弾くことで先生との数回のレッスンに勝るものを得ることがしばしばあります。
このような訳で、どんな音楽教室に通うかを考える時、個人レッスンとグループレッスンの両方を受講できる音楽教室をご検討されることをお勧めいたします。
音楽の本質的なところを教えてもらえるか
これはとても大切ですが、教室見学やレッスン体験だけではここまでを判断するのは難しいでしょう。
「音楽の本質」と書きましたが、それがどのようなものであるか、
実際のところはご自身で掴み取るしかありません。
「この教室なら、それができる」と直感する教室と出逢ったら、是非お通いを検討してみてください。
音楽を聴いたり、楽器を演奏したり、歌ったり‥‥
音楽が人生に寄り添ってくれる手段の一つとして、楽器を演奏することを選んでいただけたならとても嬉しいです。